FOOMA JAPAN 2024

FOOMA JAPAN 2024 〜世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催

東7S-13 鈴与ソリューションズ株式会社

ハチミツ精製装置

精製ハチミツ技術提供サービスです。試験機から大型装置までの設計、設置、稼動までをお手伝いします。
①限外ろ過装置
②吸着樹脂装置
③イオン交換樹脂装置

  • 食品製造・加工(飲料・乳製品)
    • 抽出装置
    • 濾過装置
  • 食品製造・加工(その他食品)
    • 蜂蜜プラント
  • エンジニアリング
    • 工場設計・設備エンジニアリング
  • 設備機器・技術・部品
    • 膜及び膜利用技術
    • フィルター

製品・技術・サービス概要

ハチミツ精製装置は限外浦過装置を中心とした精製法であるため、 珪藻土、活性炭などの過助剤を使用しない環境に優しい製造方法です。過助剤を使用しない不必要な成分のみを除去するため精製ハチミツだけでなく様々な中間製品の製造が可能です。

製品の特徴

  • 【蜂蜜濾過、吸着加工技術】
    ハチミツだけではなく、私たちの食卓に上がる多くの食品にミツバチが関わっています。訪花した際に受粉を行ない、野菜や果実の結実を助けているのです。しかし、どの花の蜜も美味しいとは限りません。昆虫による受粉が望まれるのに味の評価が低いハチミツの代表にソバがあります。ソバは虫の介在によって収穫量が大きく伸びる作物ですが、採れるハチミツは色が濃く強い香りがあるので、商品価値が低いのです。そこで、ソバハチミツから色や香りを除去する技術を開発し、加工用ハチミツとして利用価値を高めることができます。
  • 【限外濾過(脱タンパク、UF)】
    ハチミツを他の食品に加えると様々な問題が起こる場合があります。
    ◎パンやカステラなどの膨らみが悪い。
    ◎果汁飲料などに沈殿を生じる。
    ◎カレーや焼き肉のたれなどの粘度が下がる。
    これらの現象はすべてハチミツ中のタンパク質(主に酵素)によるものです。これらのタンパク質は限外濾過膜(UF)によって除去が可能です。
  • 【トータルソリューション】
    ソバのほか、セイダカアワダチソウ、カラスザンショなどは、色調、または香味が悪く、そのままでは家庭用のハチミツだけでなく、工業原料としても使用しにくいハチミツの種類です。今までは、活性炭や両性イオン交換樹脂などで除去していましたが、作業性、pHの変化などで扱いにくいものでしたが、樹脂技術によって性能、作業性などの面で飛躍的に進歩しました。また、色調、香味などのほか、HMFや残留農薬抗生物質の軽減も可能です。
  • 【精製蜂蜜(脱臭脱色ハチミツ、脱イオンハチミツ)】
    ハチミツには有機酸、ミネラル、アミノ酸などのイオン性物質が多種含まれています。他の食品の原料として使用する場合、これらの成分が邪魔になる可能性があります。そのため、脱イオン工程が必要になります。
  • 【ローヤルゼリー(脱タンパクローヤルゼリー、デセン酸分離)処理と兼用可能】