FOOMA JAPAN 2024

FOOMA JAPAN 2024 〜世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催

東3M-55 株式会社七洋製作所

バッケン・ロングスルーオーブン リムジン ★ガスタイプ初披露★

  • カタログあり
  • 新製品
  • 初披露
  • 実演あり

【バッケンの焼成力をトンネルへ】 ★ガスタイプ初披露★
一旦入れたら焼き上がりまで菓子の状態を確認できない。
こんなトンネルオーブンの課題を「見せる化」により解消。
さらに、固定窯の名機「バッケン」の焼成力も併せ持ちます。

  • 食品製造・加工(菓子・パン)
    • 製パンライン
    • オーブン

製品・技術・サービス概要

【「リムジン」は、まるで「バッケン」をつなぎ合わせたようなトンネルオーブン】
「リムジン」のサイドに配置された扉の構造は、長年にわたり炉の密閉性と均一な火のまわりを追求してきた固定窯の名機「バッケン」と同じです。扉の構造だけではありません。焼成する生地の“浮き”、“しとり”、“口どけ”、“焼き色”、“香り”、そのすべてが「バッケン」クオリティーです。

製品の特徴

  • 【トンネルオーブンでは焼けなかったスポンジが見事に焼き上がる】
    トンネルオーブンは生産性を追求するオーブンとして登場したため火があらく、しっとりと浮かして焼き上げるスポンジなどの生地は上手く焼成できず、焼成できる菓子が限定されていました。
    「バッケン」をベースにつくられたトンネルオーブン「リムジン」はスポンジをしっとりやわらかく焼き上げ、もちろんパイ、シュー、シート生地、クッキー、タルト、カステラなども高品質に焼き上げます。
  • 【予熱ヒーター機能でバッケンと同じ下火をつくり出す】
    バッケンは優れた保熱効果を持ち、いつも安定した下火で商品を焼き始めることができます。“商品にあたる最初の下火が安定していること” こそ高品質な商品を焼成するためには不可欠なのです。
    トンネルオーブンの場合、焼成後にキャタピラーが折り返すために下部にまわったキャタピラーの温度が下がってしまい立ち上がりの下火が安定しません。
    そこで「リムジン」は「予熱ヒーター機能」を搭載することによりキャタピラーを温め、商品を投入した時に理想的な下火が得られるようにしました。これによりバッケンと同じ下火をトンネルオーブンに取り入れることができたのです。
  • 【「炉床冷却機能」により窯待ちを減らし生産効率を画期的にアップ】
    シューは下火約220℃以上で焼成します。
    これに比べてスポンジは下火を約170℃以下に下げて焼成します。
    このためシューの焼成後は炉内が高温すぎてすぐにスポンジを焼けません。
    トンネルオーブンは炉内が大きいため、適正温度まで下がるには約1時間ほどかかります。
    「リムジン」は「炉床冷却機能」により約半分の時間で炉内を適正な温度に下げます。
    これにより焼成する菓子を変える際の“窯待ち”の時間が大幅に短縮されます。
  • 【特殊断熱構造による「見せる化」の実現】
    トンネルオーブンの最大の弱点は、一旦炉内へ生地を入れたら焼成状況が確認できないことです。
    「リムジン」は「バッケン」と同じ特殊断熱構造によって焼成の「見せる化」を実現しました。
    さらに、オーブンのどの位置からも商品を出し入れでき、焼成生地を手に取って確認することもできます。
    これにより、菓子の焼成状況を段階的に細かくチェックしながら焼成温度や焼成時間の正確な調整ができるため、高品質な商品をロスなく効率的に生産することができるのです。
  • 【分割火力調整により「バッケン」に限りなく近い焼成を実現】
    「リムジン」は、“熱ムラ”がないよう長い炉内のどの位置に商品を置いても同じように熱がかるよう繊細に火力調整します。
    これだけ長い炉で“ムラ火” がないことは驚異と言えるでしょう。
    また、均一に熱を管理するだけでなく、部分的に強く熱をかけることもできます。
    「リムジン」は商品の焼成状況に応じて柔軟な焼成力を発揮します。