FOOMA JAPAN 2024

FOOMA JAPAN 2024 〜世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催

東6C-66 株式会社奈良機械製作所

NPD(パドルドライヤー)

  • カタログあり

食品、化成品、合成樹脂、電池材料、汚泥など幅広い分野でご使用いただいている、
パドルとジャケットによる間接加熱型の、熱効率の良い伝導伝熱型の乾燥装置です。

  • 原料処理
    • 乾燥機

製品・技術・サービス概要

NPD(パドルドライヤー)は熱媒体としての熱風を使用せずに、直接処理品(粉粒状物質:有機物、無機物)とパドルとを接触させることにより、乾燥(加熱、冷却)操作を行う乾燥機です。
乾燥に必要な熱量の全量、もしくは殆どを、パドルとジャケットによる直接伝熱でまかないます。熱風は蒸発物の結露防止のためのキャリアガスとしてのみ使います。

製品の特徴

  • 据付面積が小さく、装置がコンパクト
    シャフトに配置された多数のパドルにより伝熱面積の大部分が構成されるため、容器単位体積当たりの伝熱面積が大きく処理能力に対して装置が小さいです。
  • パドル同士のセルフクリーニング効果
    オーバーラップした2軸の楔形羽根の相互運動により、加熱面に付着しやすい微粉末を自動的に払い落とす効果が生じ、
    かつ、この作用がパドル伝熱面全体にわたって働くため、常に有効な伝熱作用が持続します。
  • ガスが少なく、ダスティングがない
    少ないキャリアガス量で運転が可能なため、集塵機などの設備が小型で済みます。
    有機溶剤の乾燥時に不活性ガス閉回路で使用することで溶剤回収において大きなメリットになります。
  • 高含水分物質の処理が可能
    含水率が高い物質や、粘着物でも、回転同調パドル群の確実な攪拌作用によって処理することができます。
    また、被処理物の停滞部(デッドスペース)がない構造です。
  • 減圧下での連続運転も可能
    減圧下で運転することにより沸点降下を利用して熱に弱い物質などの連続乾燥が可能です。