FOOMA JAPAN 2024

FOOMA JAPAN 2024 〜世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催

東3M-51 株式会社フジ

① 全自動蒸練機 1袋用 FJ-22WOPT+別置き型エアレーションシステム

  • カタログあり

フジの蒸練機は羽根からの蒸気で蒸練やエアレーションシステム、丸型撹拌羽根をベースに平らなドアパッキン、折り畳み撹拌羽根の2件の特許技術をはじめ、カセット式双軸練り出し装置や生地温度計、誤差修正付き自動給水装置、温度、時間等の運転記録など、フジにしか無い技術が満載です。

  • 原料処理
    • 攪拌機
  • 食品製造・加工(菓子・パン)
    • 蒸練機
  • 食品製造・加工(食肉・水産物)
    • 蒸し器

製品・技術・サービス概要

蒸練機の蒸練方法は「撹拌羽根からの噴射方式」
 フジ式蒸練機は全機種丸パイプのみで構成した撹拌羽根に設けられた多数の噴射口から蒸気を噴射して生地を折り畳んで撹拌する折り畳み撹拌羽根を採用し、撹拌効果がさらにアップしています。生地の滑らかさとコシを自在に調節できるので、手作りでしか出せなかった生地を大型機で量産できます。インバータ  制御撹拌羽根の多数の噴射口から供給される蒸気と、丸パイプのみで構成した折り畳み撹拌羽根(特許登録)と蒸気減圧弁、高性能蒸気セパレーター、スチームトラップの全機種標準装備により、抜群に安定した蒸気を供給します。

製品の特徴

  • 蒸練タンク外側のジャケットに水を注入する間接冷却方式です。循環チラーにも対応できます。エアレーションは冷却時に撹拌羽根から清浄空気を大量に吹き出し、冷却時間を短縮しながら微細な空気を含ませる事ができ、色を白く、コシのある生地に仕上げます。別置きエアレーションシステムはスタンダードタイプの蒸練機に連動してエアレーションが可能です。蒸気量と回転数の数値制御により、セイロで手作りしたようなコシのある生地に仕上げます。別置きエアレーションシステムはスタンダードタイプの蒸練機に連動してエアレーションが可能です。蒸気量と回転数の数値制御により、セイロで手作りしたようなコシのある生地から、良く練った滑らかな生地まで、食感と蒸し加減を自在にコントロールします。さらにエアレーションシステムを併用することにより、急冷と共に微細な空気を抱かせ、餅搗きでひと手間かけたような白くコシのある生地に仕上げます。
  • 双軸練り出し装置のシャッターパッキンを強化し、全面に施す事により従来難しかった、わらびもち等の水種生地に対応しております。カセット式スクリューケースや、1~2回転でねじ山を傷めずに分解できる転倒式ねじにより、分解・清掃が容易になりました。シャッター駆動装置はリニアベアリングとボールねじによる精密駆動により、異物の発生を防止しています。
    パッキンと扉を面一(平ら)にした特許技術です。扉と本体の間のポケットを無くし、粉が扉の隙間に入り込み、蒸れ残りになる事を最小限にする技術です。特許技術のため、扉面とパッキン面を平らに構成できるのは弊社だけです。
  • ダイレクト自動給水装置と第二排気装置・水汲みの手間いらず
    弊社独自開発のダイレクト自動給水装置により、投入口を閉じたままでも、自動計量給水が可能です。これにより、異物の混入機会や粉の飛散を大幅に減らす事が可能です。センサー誤差の修正にも対応しております。また、第二排気口の設置により投入口を閉じたままでの冷却が可能です。異物混入の機械を減らしつつ効率的に冷却を行う事ができます。電子制御の流量コントローラーが給水量を測定し、タンクに指定された量の水を自動的に給水します。計量などの必要もなく、確実な作業が可能になります。(計量方法は羽根車式)
    またオプションにより、70度以下の温水供給が可能な自動温水供給システムもあります。

  • 直接生地温度計を搭載しました。常時温度を監視できますので、温度計測の手間と時間を節約するだけでなく、製品の汚染の機会を減らし、作業者の安全も高めます。
    搭載機は全機種〇〇℃から〇〇分蒸練の機能が付きます。さらに、PT(プログラマブルターミナル)搭載機は○○℃まで冷却も選択できます。蒸練作業中の排気温度は生地温度に比例します。製品が沸点に達する時間を知ることができ、沸点に達してから何分間蒸練すれば最適な生地ができるか容易に理解できます。また季節による水温差の変化が製品に与える誤差を少なくします。
  •  本体カバーを全面改良し、従来のタンク廻りに加えて本体後部も水道水による丸洗いが可能となりました(高圧洗浄、一部電気部品を除く)、毎日の清掃で簡単に衛生を保つ事が可能で、清掃の手間を大幅に削減しました。
     また、後部駆動部にも主にシャッター全開時の落下物防止のためステンレスカバーを施しております。また減圧弁の搭載により、噴出蒸気の圧力を自由に調節でき、蒸気の流量を一定にコントロールします。また気水分離装置が蒸気管内に流れ込む水分を取り払い、蒸気加水を一定にしますので、品質管理が容易になります。
    弊社では、機械組み立て、修理を含めてグリース、オイル等は全てNSF H1グレード(食品機械グレード)のものを使用しております。