FOOMA JAPAN 2024

FOOMA JAPAN 2024 〜世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催

東6D-69 細田工業株式会社

CIP付きボイル冷却槽

  • 初披露
  • 実演あり

反転篭式ボイル冷却槽にCIP(定置洗浄)機能を装備。生産後の日々の洗浄を可能な限り自動化・機械化することで人手を最小限に抑え、清掃作業の効率化を図ることができます。

  • 食品製造・加工(麺類)
    • 生麺製造プラント

製品・技術・サービス概要

当社の篭反転式ボイル冷却槽は元来オープンでシンプルな構造が特長であり、作業者の手により清掃が行えるものではありますが大型機になればなるほど必要以上に手間が掛かり、限られた時間の中で清掃を済ませる為には相応の人員が必要になってきます。そこで日常清掃の大枠の部分を自動化・機械化できれば、小型機と同等の最小限の人手でしっかりとした衛生管理を行なうことが可能となります。

製品の特徴

  • 【高圧シャワー洗浄】
    基本となる洗浄方式は高圧シャワーとなります。フードフレームの天面化に配置したシャワーノズルを反復運動させ、篭の反転動作と連動しながら槽内全体を隈なく洗浄いたします。日常的に作業者が行う清掃方法と同じ様に、1篭目から順に篭を動かし、反転を途中で止めながら、篭の内外面や水槽部、そしてフード天井面・扉などをシャワーで洗浄します。
  • 【CIP装置構成】
    上記の高圧シャワーに付随するCIP装置としての構成はシャワーへの給水減となる循環用中間タンクと薬液タンク、それらを送水するポンプ等からなり、ボイル冷却槽本体やフードフレームもCIP専用の仕様となります。またご必要な場合は別途、給湯タンク等の製作も行ないます。
  • 【自動洗浄プログラム】
    自動洗浄時に使用する給水量や薬液量などは全て集中制御盤内のタッチパネルで設定、自動制御します。また粗洗浄・薬剤洗浄・すすぎ洗浄といった一連の手順を全てプログラムで制御しますので、篭反転方法はもとより洗浄時間や洗浄回数なども必要に応じて設定・選択することが可能です。
  • 【リセット洗浄対応】
    CIP特別仕様のひとつにオーバーフロー水位自動制御機能があり、水槽の上面まで自動でお湯を張ることができます。この機能を活用し、頑固な汚れが蓄積した際には酸性薬剤を使った焚き込み釜洗【リセット洗浄】が自動でできるモードも準備しています。この様な定期的なリセット洗浄を組み合わすことで日常のCIP洗浄を簡略化し清掃に掛かる作業時間の短縮を図っていただくこともできます。