FOOMA JAPAN 2024

FOOMA JAPAN 2024 〜世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催

東6D-69 細田工業株式会社

フレッシュサラダシステム

  • 動画あり
  • カタログあり
  • 実演あり

商品ダメージの抑制と二次汚染予防をさらに徹底対策した次世代型カット野菜洗浄脱水ライン。デリケートな葉物野菜の品質向上やスライス商品の歩留り向上、他品種生産の効率化等、あらゆる課題解決に貢献!

  • 食品製造・加工(農産物)
    • 野菜・果物洗浄機

製品・技術・サービス概要

フレッシュサラダシステムは究極の菌数制御システムを目指した全自動の野菜洗浄・脱水ラインです。洗浄、脱水は全てザル篭単位で行い、その移動はロボットアームを活用しています。洗浄は概ね粗洗・殺菌・すすぎ、など工程ごとに水の性質を変えた単独水槽を複数並べ、バッチ連続的に処理を進めていきます。洗浄(撹拌)方法は従来の水流式などとは異なる「揺動式」を採用し、野菜にやさしい洗浄と脱水を追求。脱水工程を含めた一連の処理によって受ける野菜のダメージをできる限り抑えること、そしてライン全体が清潔で二次汚染を防止することが究極の菌数制御につながると考えたシステムです。

製品の特徴

  • 【ザル篭揺動式洗浄】
    蓋付の昇降装置でザル篭を沈めて、洗浄・殺菌水にしっかりと浸漬させます。そして篭の昇降動作によって起こる野菜自身の揺れる動きと篭の内外に出入りする水の流速差によって野菜表面の洗浄作用を得ることができます。その洗浄効果については弊社の水流式洗浄とほぼ同等の菌数結果が得られることを検証済みで、さらに野菜への衝撃が極めて少なく、葉のちぎれや茎折れ等のダメージを最小限に抑えることができる究極のカット野菜洗浄機です。
  • 【ザル篭式バッチ連続洗浄槽】
    カット後の本洗浄工程における粗洗・殺菌・すすぎ(冷却)までの一連のバッチ連続処理はラクーン型篭反転式洗浄機で培ったノウハウを踏襲ながらも、商品と共に洗浄篭自身も移行させることによって反転残渣や水の持込といった欠点を解消し、より確実に各槽での洗浄効果を求めることができます。デリケートな葉物野菜の他にも、ダイスカット品・スライス品等の歩留り悪化を防いだり、切換えのし易さ、コンタミ防止の観点から多品種生産にもご活用いただけます。
  • 【ロボットを活用したザル篭の搬送】
    商品の入った篭の受取りから洗浄槽への投入、槽間の移行、脱水機への投入まで、一連の篭の搬送をロボットアームで行ないます。無駄のないスピーディーな動きでサイクル能力も最大限に引き出すことが可能になります。この自動搬送によって、無人化や省力化といった直接的なメリットももちろんありますが、ロボットを活用する最大のメリットは、篭の搬送機構を水槽部から切り離すことで各洗浄槽を極めてシンプルな構造で作ることができることです。複雑な機構や形状をできる限り取り除くことで、清掃が行き届き、二次汚染を起こさないサニタリー性の高い野菜洗浄機を作ることができます。
  • 【自動脱水機 FTD】
    自動蓋開閉、反転排出機構を備えたザル篭専用の自動脱水機「FTD-55」と連動し、FSSが完結します。洗浄後の野菜が入った重いザルを脱水機にかける作業を無くし、省力化・無人化に直結させます。また、このシステムは脱水性能の向上にも期待できます。揺動式の洗浄槽から引き上げられた商品はザル篭の中できれいに均され、スムーズな回転が得られることで除水率が向上、必要以上の負荷を掛けないことで野菜へのダメージを軽減させることが可能になります。そして異常な振動を防止できることで脱水機本体の故障やザル篭の劣化・消耗を抑え、ランニングコストの削減にもつながります。