製品・技術・サービス概要
ならいハンドシリーズ「TNH」は、さまざまなワークの凹凸に合せて12本のシャフトをならわせてロックする“ならい機構”を採用したロボットハンドです。ラインナップは、12個の吸着パッドと内蔵した絞り弁でワークを吸着する「ならい吸着ハンド」、ワークの把持力を容易に制御可能な「ならいグリップハンド」、用途に合わせてカスタマイズ可能な「ならいユニット」の3種類を展開します。
製品の特徴
- 異形アイテムに一型式で対応します。
ワークごとにハンドを都度交換する必要がなく、ならいハンド1つで対応できます。交換作業のための労力と時間、収納場所の確保、スペア準備の負担が削減できます。 - 安定した吸着把持が可能です。
複雑な形状のワークでも安定して吸着または把持ができ、ピックアップ時の姿勢を維持したまま搬送し着座させることが可能です。 - 小型軽量です。
ならい機構部は12本のシャフトを断面寸法□60mmに配置したコンパクトな設計で、質量は「ならい吸着ハンド」が0.5kg、「ならいグリップハンド」が1.2kgと、協働ロボットに搭載するには最適なサイズと質量です。
実演予定・スケジュール
THKブースで実演予定です。詳細はTHKまでお問合せください。