FOOMA JAPAN 2024

FOOMA JAPAN 2024 〜世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催

  • 新製品

脱フッ素を可能にするPEEK塗料
PEEK塗料は通常、高温熱硬化性塗料として適用され、高温で焼成することで硬化し、PEEKの特性を引き継いだまま
高い耐久性を実現します。また、低摩擦性や非粘着性の特性を持たせることも可能なので、脱フッ素への代替材としても
注目をいただいております。

  • 設備機器・技術・部品
    • 表面処理

製品・技術・サービス概要

PEEK塗料
PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂をコーティング可能にした水系塗料です。
高温で焼成する事で硬化し、PEEK樹脂の特性を表す事が出来ます。

有機フッ素化合物の総称である「PFAS」。生活用品、産業・工業用品やその製造現場などで
は欠くことができない物質だが自然分解されない。環境負荷低減のため、EU(欧州連合)はPFAS
規制に乗り出し、2028年までに制限を発効する見込みで米国(EPA-米環境保健局)もEUと足並みを
揃える動きである。今後のあらゆる生産活動に関わる問題であり、代替素材の発掘が急務であり、
フッ素の科学的安定性を代替する材料が限られている中、環境面だけでなく製造現場の作業性を向上
させる耐熱性、耐化学性、機械特性、難燃性、非粘着性等に優れたPEEK塗料を提案いたします。

製品の特徴

  • 高い耐熱性
    143℃~162℃のガラス転移温度と
    343℃~387℃の融点の優秀な耐熱特性
  • 耐化学性
    多様な酸、塩基、炭化水素及び
    有機溶媒に対する耐性
  • 耐摩耗性
    低い摩擦係数と
    高い耐摩耗性
  • 耐加水分解性
    低い水分吸収性、 低い透過率とスチーム、
    水分及び海水に対する耐性
  • 環境にやさしい
    金属対比軽重量、
    FDA及び RoHS 遵守